私の家づくり　-　ぼくらの「ちいさなおうち」ができるまで　- 　

４．我が家の木のルーツを探る旅-徳島へ-


今夏、家を構成する木材の産地と製材工場、そしてＪパネル工場の見学に、木の家と木材そしてＪパネルのプロデユースをしていただいた徳島県物産販売東京事務所の佐々木さんとともに四国徳島を訪問することが できた。
四国徳島。緑深い山や森には、美しい川が流れ、豊かな海に通じていた。



●木材乾燥機の前で
木材社長の野田さんと一緒に撮影
  製材工場やＪパネル工場の方々は、突然やってきた人間にも「木の家はいかがですか」と親切に応じてくれ、家づくりの材に、木を使うことの重要性を教えてくれた。
  家づくりがすすむ我が家と製材工場に、同じにおいを感じられたこと、こんな美しいところで育った木を使って、我が家がつくられることに感動した。いただいた魚、ごはん、うどん、酒、すだちは、目からウロコが落ちるほど、美味しかった。
  野球の名門池田高校にも行くことができた。さわやかイレブン、やまびこ打線と、全国にその名を轟かせた池田高校は本当に山の中の小さな学校だった。
故蔦文也監督の記念碑には、「山あいの　田舎の子らに　大海（甲子園）をみせたかったんじゃ」という言葉が光っていた。
鳴門の渦潮に自然の不思議さ、荒々しさを感じ、四国八十八箇所を巡るお遍路さんは、足どりは重々しいけれど、何かに向かっていこうとする気迫をおもわせた。





  今回の四国、徳島めぐりは、家づくり以上に、この国の素晴らしさ、この国に生まれたことへの喜びを再認識させられる、大変有意義な旅となった。

●四国第一番礼所霊山寺にて

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